2015年8月29日土曜日

島原太夫

島原太夫 京料理あと村にて

昨日(2015年8月28日)家族そろってのお食事会でした。四条木屋町を下がったところの京料理あと村さんでのお食事です。

あと村さんのトウモロコシの天ぷらは有名ですが、今回は特別企画として週末限定で「島原太夫とすごす京都の川床」とのこと。島原の太夫とお話しすることができました。

京都の芸子、舞子はマスコミでの露出も多く観光客にも有名ですが、太夫は地元でもそれほどメジャーではなく(知る人にとってはメジャーなのですが)間近に見る本物には感激!

お歯黒に白塗りの厚化粧、口紅は下唇のみ。綺麗に結われた日本髪は約5kg、衣装は20kgで夏冬兼用、また年中足袋もはかずに素足。冬より夏場が特に大変だとか。

料理に太夫に非常に満足の2時間でした。

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2015年8月25日火曜日

上高地-西穂高岳(日帰りピストン)

2015年8月23日の西穂高岳山頂標識

先日(2015年8月23日)、家内と二人で上高地から西穂高岳へ登ってきました。

前日の午後に京都を出発。高山のホテルで前泊し、当日は朝3時40分にチェックアウト。平湯温泉のアカンダナ駐車場に4時25分に到着し上高地行の4時50分始発バスに乗りました。

アカンダナバス停(夜明け前で真っ暗です)

帝国ホテル前で下車し、夜明け前の朝もやの田代橋を渡り、西穂登山口で登山届を提出し5時30分登山開始。
夜明けの登山道(西穂登山口から歩き始めてまだ間もないところ)

上高地から西穂山荘への道は樹林帯の展望のきかない山道で、また昨日までの雨のためあちこちとぬかるんで結構歩きにくかったです。そんな道をひたすら歩くこと2時間10分で西穂山荘に到着しました。

小屋前の休憩スペースには大勢の方がそれぞれに身支度をしておられます。現在時刻は7時40分、新穂高ロープウェイの始発が8時15分(期間限定で登りの第二ロープウェイの登山者利用に限り6時始発だそうです)なのでこのあたりにいる人たちはロープウエイ始発組みあるいは西穂山荘に泊まりの方でしょう。

西穂山荘前で休憩

山荘前を7時48分に出発。ここからは気持ちのいい尾根筋を登っていくはずですが、あいにくのガスのためほとんど視界が開けません。

丸山を8時3分に通過、しばらくハイマツのあいだのガレ道を登って高度を上げていくと一瞬ガスがはれ独標がみえました。
12峰と独標を望む
 
12峰から岩場歩きとなり独標の直前にはクサリ場があります。またこのあたりから渋滞気味となります。下山者とのすれ違いをパスして8時53分独標に到着しました。

独標山頂はかなり混雑しています。当初はゆっくりと休んでいく予定でしたが水分補給をして早々に独標を後にします(8:57)。
 
独標から西穂高岳方向(ピラミッドピークがかろうじて見える)

独標から西穂高岳へ向けての下りはじめは高度感はあるものの足場はかなり整備され歩きやすく感じました。むしろその後の10峰から9峰あたりのほうが緊張感が高かったように感じました。
ピラミッドピーク(8峰)から7峰のトラバースのクサリ場の望む

ピラミッドピーク(8峰)を9時22分に通過、7峰のトラバースのクサリ場を過ぎると多少険しさもましになり後方を振り返り写真を撮る余裕も出てきます。
2峰を過ぎたあたりから独標方向を振り返る

西穂高岳主峰直下の岩場も独標直下と同じく渋滞エリア。昨日、一昨日と雨だったために今日に登山者が集中したためかかなり混雑していました。コース上○をたどれば問題ないのですが、渋滞するため×を通り浮石を落とされる方も・・・

10時7分にようやく西穂高岳山頂に着きました。独標にもまして混雑していました。山頂標識を撮影して(本日のブログのトップの写真)、山頂の端のほうで休憩です。

ほとんどの登山者は西穂高岳で引き返して行かれますが奥穂高岳へ向かう方や奥穂から縦走してこられた方も何人かいらっしゃいました。
西穂高岳から間ノ岳、天狗岩方面(間ノ岳がかろうじて見える?)

西穂高岳山頂で写真撮影。家内は子供たちに山頂の写真をメールしていました。山頂でしっかりと休憩、水分を補給して、登ってくる登山者のタイミングを見計らって10時20分に下山開始。西穂高岳直下の渋滞ポイントは相変わらずでしたがその後は比較的楽にパスできました。

ただし独標は登り以上に混んでいました。ロープウェイで上がってきた方々もそろそろ登ってこられる時間のためでしょうか。そのまま丸山までいっきょに下りここでお昼休憩、いつものコンビニおにぎり3個を食べました(12:12-12:35)。

昼食休憩後は上高地を目指し下ります。西穂山荘を12時50分ころ通過、ぬかるんだ登山道で何度か滑りながらひたすら下り14時38分に登山口に下山しました。連れ合いは疲労困憊でした。
上高地の梓川沿いを歩く疲労困憊の奥様

15時前に上高地バスターミナルに到着。15:10の臨時便で上高地を後にしました。

アカンダナ駐車場で着替えをして、平湯温泉でお土産を購入し16時30分ころ出発。途中夕食休憩をとり自宅へ帰ったのは21時20分でした。

タイムテーブル
上高地(帝国ホテル前)     5:20
西穂登山口            5:30
西穂山荘            7:40-7:48
丸山                 8:03
独標               8:53-8:57
ピラミッドピーク          9:22
西穂高岳山頂         10:07-10:20
丸山               12:12-12:35
西穂山荘             12:50
西穂登山口            14:38
上高地バスターミナル     14:56

今回GPSが不調でスマホのデータを掲載しています
(結構いいかげん)
時間          9時間36分
累積標高差     1500mくらい
沿面距離      12.5kmくらい

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2015年8月9日日曜日

ブナノキ峠(京都大学芦生研究林)


写真は京都南丹市美山町のかやぶきの里

昨日(2015年8月8日土曜日)に京都大学芦生研究林にあるブナノキ峠に登ってきました。上の写真は府道38号沿いで見られた美山町かやぶきの里の家々です。

自宅を7時50分に出発、沓掛ICから園部ICまで京都縦貫道を走り、府道19号-国道162号-府道38号と経由して芦生研究林手前の山の家駐車場に9時55分に到着。

途中京都縦貫道では園部ICで車線が減少するため渋滞していました。夏休みの週末と京都縦貫道の丹波綾部道路開通のため交通量が多くなっていたのが原因なのでしょう。

山の家駐車場からみた管理棟

10時10分に仮入林受付所へ一般用入林申請書を提出し出発です。上の写真にある管理棟へ向けまっすぐと歩き出しました。約10分ほど歩くと何やら広場に到着。お兄さんに声をかけられ「ここは芦生自然学校のキャンプ場」とのこと。スタートから道を間違えたようでした。

もと来た道を戻り本来の道へと進みます。上の写真の橋を渡ってすぐのところを左に曲がらなければならなかったのです。約20分のタイムロス。

芦生研究林入口
正しい林道を歩くこと約20分、研究林のゲートを通過(10:50)。歩き始めは舗装路でしたがこのあたりからは非舗装路の砂利道となります。さらにこのゲートから林道を歩くこと約1時間でケヤキ坂のブナノキ峠歩道のとりつきに到着します(ケヤキ坂の標高は地図上765m)。

この1時間の林道歩きはほとんど展望のない谷沿いの道で、芦生の森の木々が真夏の日差しを遮ってはくれるものの暑いこと暑いこと(この日の京都市内の最高気温は38.1℃、さすがに芦生の森は5-6度以上は低いようですが・・・)。

ケヤキ坂で約5分の休憩。しっかりと水分補給を行いました。ここで林道からようやく山道(登山道)に入ります。

 ブナノキ峠歩道とりつき
ブナノキ峠歩道
ところどころ倒木が山道をふさいでいますが、おおむね気持ちのいい尾根筋を歩くこと約30分、12時30分にブナノキ峠山頂に到着しました。この地方では「山」のことを「峠」と呼ぶらしく「ブナノキ峠→ブナノキ山」との意味合いだそうです。
ブナノキ峠山頂の標識と三等三角点
ブナノキ峠の標高は939.2mで京都府内の山では第6位の高さです。ここで昼食休憩を取ります。標高1000m近い山頂だけあって木陰で風にあたって休んでいるととても心地よい!ひと夏ここで過ごしたい気分になりました。

今朝園部ICを降りてすぐの京都新光悦村で購入したサンドウィッチを家内と二人で食べました。残念ながら山頂はほとんど展望がなく傘峠の山頂がかろうじて見えるのみ。
ブナノキ峠山頂から傘峠を望む


12時55分にブナノキ峠山頂から下山を開始します。ケヤキ坂13:13分、研究林ゲート14:05、山の家駐車場14:28と下山に要した時間はおよそ1時間30分でした。

着替えをして14:45頃駐車場を出発、朝走ってきた道を走り16:15ころ自宅に戻りました。

タイムテーブル
山の家駐車場      10:07
仮入林受付所      10:10
キャンプ場        10:20
仮入林受付所      10:30
研究林ゲート       10:50
ケヤキ坂        11:55-12:00
ブナノキ峠       12:30-12:55
ケヤキ坂         13:13
研究林ゲート       14:05
山の家駐車場      14:28

GPSデータ
沿面距離      17.68㎞
累積標高差     637m
時間         4時間20分



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